2007/06/01

雨の音

今日も夕方から勢いよく雨が降りました。建物の中にいても打ち付ける雨の粒の大きさがわかるくらいの音がしばらく続きました。雨はびしょぬれになったり、せっかくの外出に荷物が一個増えたり、いやな事も多いけど、好きなこともあります。それが雨音。 雨宿りした軒先、雨が路面に当たる音、横風に乗りガラスを叩く音、大きな木の下に駆け込み、ふと静かさに包まれた木の葉に吸い込まれれた音、とても変化があるって思います。そして昔トタンぶきの家に住んでいた頃の屋根に当たる雨音。それは降り始めのパラパラと落ちてくる音から始まり、勢いがついて高い連続音へ、やがてゆっくりとした遠のく音に変わっていきました。まるで大きくなって聴いたパーカッション演奏のように豊かな、音の連続。傘をさして歩く道、ちっぽけなビニール傘が奏でる雨音に少し耳を傾けたら、この季節の楽しみが一つ増えるかもしれません。

1 件のコメント:

漣 ひかる さんのコメント...

ユキさんからロマンチックな音の書き込み・・・
ちょっと意外な文章、でも、もしかしたらユキさんならではなのかな?

私にとっての雨は、外に出かける用事のないときのみ、好きです。_(^^;)ゞ