NYC-Guggenheim美術館 CAI GUO-QIANG展:蔡國強(ツァイ・グオチャン)
2008年3月2日からNYCへいってきました。
まずは、Guggenheim美術館での企画展のことを書きます。
以前、資生堂ギャラリーでこのブログにも書いたCAI GUO-QIANG蔡國強の大規模個展がちょうど開かれていました。
グッゲンハイムNYCは白い渦巻き状の建物で(現在改装中で外観は見れません)、
美術館に入るとロビーが吹き抜けの渦巻きの内側になっているのですが、そこに合計9台の白い乗用車が爆発しながら吹き上がっているように宙を舞っている作品があり、その迫力に感動してしまいました。
写真禁止のはずですが、皆、携帯やカメラでぱちぱち撮っていました。
私も何とか撮った写真を載せますね。
でも、正式サイトには影像でこの爆発風の電飾が光る所が見えますよ。
また、ロビーには映像作品で、タイムズスクエアーを爆発している車が走っている(合成)ものが流れ、ちょっとびっくりしました。
らせん状になった展示室には、爆発によって描かれた大きな絵画やいろいろな場所で行われた火薬を使ったインスタレーションのフィルムもかなり沢山展示してあります。
その他には、100匹くらいの実物大の狼が次第に流れるように飛ぶように繋がり、最後にガラスの板のところでぶつかり落ちて崩れている作品とか、
弓矢が無数に刺さった虎たち、同じく無数の矢が刺さった船、日本の海岸に埋もれていた木製の廃船の木組みと無数の白い陶器の割れた皿との作品、豚の皮(?)の膨れた風船のようなものが数十匹、空を飛んでいるものとか、木と金属で骨組みした彫刻の土台、多くは中国の農民とか役人とかいろいろな歴史的な彫像ですが、それに粘土を一部貼り付けたもの、ほとんど形になっているものなどが螺旋に通路に沿って何十体も置いてあったり、本当にいろんな作品が見られました。
5月28日までやっているということですので、連休に行っても見られますよ。
なかなか、あれだけの数の作品を一挙に見られることはないので、ちょうどよい機会でした。
2 件のコメント:
私も遅れて この作品空間 見てきます
狼が一番楽しみです
私も見ました なかなか迫力の展示でしたね たくさんの人が話題の展示なのか 並んでいました 多様な表現があり 見る側の感じ方も様々だろうなと思いました 館内の殆どを使って展示しているのですが ただ一箇所 常設展示の空間が 西洋絵画の名作がずらり 違和感を感じましたが 祭国強 今後も意欲的な作品発表しそうだし 注目!ってところでしょうね 印象的なのは いわきから運んだ難破船 そして 狼たち でした
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