2008/07/20

Julian Opie 展  水戸現代美術館



今日から水戸現代美術館で、Julian Opie展が始まりったので、さっそく常磐道を走り見て来ました。
http://www.arttowermito.or.jp/art/modules/tinyd0/index.php?id=1

今日は連休の初日で、美術館の周りでは市民のイベントが行われていたり噴水の池の周りでは子供達が水浴びをしてはしゃいだ声が響いたりで、中と外は別世界でしたね。

作品はそんなに多くはなかった(67点)ですが、一目見てオピとわかるような代表作が4室と浮世絵を模した映像作品(?)が2室、あとは入り口に大きな男性の横たわった作品、美術館の外の芝生にも何点かの作品がありました。
オピってこういう作品が代表作なのねっていうところは判るという企画展でしょうか。


私は彼の体の一部分だけを白いキャンバスに黒の太目の線で描いたものと、人物の点のような目と鼻が好きですね。







液晶で表現された人物ものは、静止画かと思わせながら目とかイヤリングとかタバコの煙とか時計の針とかが動くのです。
オピの基本的な線は変わらず、表現するのに使用されるツールがいろいろあって違いが出ているという感じでした。

今回、初めてオピが興味を持っている浮世絵にヒントを得た日本の風景を映像(静止画のようでもありますが)作品が何点か展示されていました。
心が静かになるような穏やかな作品でした。



ちょっと残念だったのは、初めの部屋の入り口に立つと各部屋の一部の作品と一番奥の電光掲示板風の”前進するスザンヌ”が望める配置になっているのですが、部屋の境に監視員の女性がズラーッと座ってしまっていて、せっかくの意図が台無しになっていることでした。
これから10月まで、改善されたらいいなーと思いました。

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