Lisson G. BellStreet、London 2008年10月15日
今回のリッソンギャラリーは、Julian Opie.
つい先日、水戸現代美術館での企画展へ初日に行き、Opie本人にも会いました。(っていっても、会場内を下見していた本人を見かけただけですが・・・)
Lisson G.はメリルボーン近くのベルストリートに2軒あるのですが、両方ともOpieでした。
大好きなので、どの作品も(水戸と同じものも幾つか有りましたが)素敵でした。
品があってシンプルなくっきりとした線なのに、とても優しい感じです。
一部だけが動く肖像画やLEDの歩く電飾、そして液晶画面の日本シリーズも数多く展示されていました。
中庭を囲む外の塀にも大きなオピ作品がタイルで作られていて、古い家並みとモダンな作品がよく似合っていました。
水戸で同じ作品を見たこということもあり、リッソンでの展示がとても上手だなーと思いました。
一つ一つの作品がそれぞれにより引き立つような環境で展示されているのでした。
一つの部屋は1シリーズの作品でまとめられ、他の作品は目に入りません。
そのシリーズの世界に入り込むことで、より楽しめるというわけです。
水の中の動きを輪郭のみで線描きしたChristine swimmingも、水戸ではただの白壁に展示してあったのですが、リッソンでは半地下のようになった部屋の3方に一つづつ展示されていて、道路側が一面のガラス窓になっており、コンクリートの下半分のラインが水面とみなしたような配置になっていて、まるでプールの中を泳いでいるかのように見えて生き生きしていました。
どこにどの様に置くかということも大切なのですね
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