2007/10/18

FriezeArtFair 行ってきました

10月11日から14日まで、ロンドンのリージェンツパークで開かれる”Frieze Art Fair"を見るために、10月8日から15日までロンドンへ行ってきました。
ロンドン最大のアートフェアーということで、その開催時期に合わせて"Zoo Art Fair"をはじめ、他のギャラリーや美術館でも関連するいろいろな企画があちこちで開かれていました。

なかなか見ごたえがありましたね。
飛行機に乗る日以外は、毎日10時間以上歩き続け立ち続け見続けでしたので、もう足は悲鳴を上げていました。

お休みを取ったおかげで、ここ1-2週間はお仕事に励まなくてはいけませんので、もうお伝えしたいことや沢山取ってきた写真など、ブログにアップしたいのですが少し時間がかかりそうです。

今日は、簡単にFriezeArtFairのテント張りの会場と看板の写真を載せて見ますね。
雰囲気だけ見てください。
でも、これは初日のオープンしたての時間だったのでかなり空いています。夕方にかけて大変な人出でしたよ。
来ている方もアーティスティックな方から上流そうな方(コレクター?)等、マンウォッチングも楽しめました。

素敵な作品や、面白い作品、ヘーというような作品等も写真も含め一杯有りますし、ロンドンのギャラリー事情なども書くつもりです。

続きを少し期待してくださいね。







2007/10/06

Frieze Art Fair にいきます

すっかりご無沙汰です。
毎日時間が足らなくて、ブログに向かう余裕がありませんでした。

10月11日から、ロンドンのリージェンツパークでおこなわれる、Frieze Art Fairに行くため、週明けに渡英します。
ロンドンで1週間ほど、週貸しアパートで過ごそうかと予定しているんですよ。

海外のアートフェァーを見に行くのは初めてなので、とっても楽しみです。
151ものギャラリーが出るそうで、全ては見れないですね。
それ以外にも、ロイヤルアカデミーオブアーツの隣では12日からZoo Art Fairが有り、そちらも見に行く予定です。

そして、それらのアートフェァーにあわせて、色々な所で企画があるらしいんです(^^)v。

身体が持つかどうか・・・

また、ご報告が出来ればと思っています。

2007/09/10

横浜の夜景&森村泰昌―美の教室

すっかり、ブログを書いていませんでした。
その間、全くギャラリーへはいってなかったわけでもないのですが、まあ夏の間はギャラリーも夏休みっぽいものが多いので、書こうという熱意がなかったかな?というか中だるみ?(^^;ゞ

8月の終わりに、ちょっとした夏休みをとりました。
遠くへ行くのも面倒なので、考えた結果、横浜へ行こうと思いつきました。
横浜という所は、東京からは電車で日帰りが出来るので、たとえば神戸なんかだったらホテルへ泊って観光するのに、同じ港町でありながらゆっくりしたことがなかったからです。
早速ホテルのレディースルーム(残りあと2室!++;)とやらを取って、2泊3日の小旅行気分で横浜へ出かけました。


あまり天気はよくなかったのですが、ホテルの部屋の大きなガラス窓からは、シーバスやクルーズ船の灯りがとてもきれいでしたよ。













翌日、ホテルのすぐ近くにある横浜美術館(みなとみらい)で森村泰昌の企画展をやっていたのでのんびり出かけて見ました
夏休みも最後の日でしたので、人出もそうは多くなくて、比較的のんびり見ることが出来ました。
来館者全員に、無料の音声ガイドが渡され、その説明を聞きながら各部屋を回るようになります。
森村泰昌は、自分自身がいろんな人物に変装して、それを写真に撮ったりしてコラージュにしたものを、清澄のシューゴアーツなどで見たことがありました。女性になるのがお好きのようでした。
お化粧したりするのって、男性にとっては興味深い経験なんでしょうね。心の奥が動かされるような・・・。

各部屋が教室ということになっていて、一時間目はフェルメール、2時間目はゴッホなどとテーマが付いていました。詳しくはここを見てくださいね。

このゴッホは森村泰昌で、帽子も実際に絵の中にある帽子の雰囲気を出すために、釘を刺して作ったのだそうです。
ベラスケスのマルガリータ王女の絵を再現するために、衣装を立体で作ってそこの顔の部分に自分の顔メイクして使い写真に撮ったり、大変さを楽しんでいるようでしたね。
まあ、最終的には、だからなんだって言うことになりますが、フェルメールのように絵を分析することで謎解きのような面白みもでてきて、2度3度と一枚の絵が楽しめるということでしょうか?

バンカートへも行きましたが、それほど興味を引くものはなかったです。

とりあえず、こんな夏休みでした。

2007/07/27

横浜BankART・・・1929&StudioNYK

田中功起が横浜バンカートで作品を出していると、青山目黒からメールが入っていたので、先日行ってきました。
BankART1929とBankARTStudioNYKの2箇所でボルタンスキーの企画したLaChaineへの参加です。


1929は旧第一銀行で隣のビルに受付がありました。アートを展示してあるスペースはすべて旧銀行の内部です。天井が高く柱や照明機器がクラシックな重々しさとモダンアートがとても似合っていました。第一銀行のメインのホールと地下でそれぞれ、1点ずつのボルタンスキーの映像作品が展示されていました。3階も展示室です。

StudioNYKは旧日本郵船倉庫で受付側からはみなとみらいや赤レンガ、レインボーブリッジもみえて、外の椅子に座っているだけでも横浜っていいなーと思えるのですね。


ここは広くて、1-4Fまでありました。1階には田中功起が作成した廃材で出来た大きな船があります。現地に入ってイメージを膨らませ、現地で調達した材料で作品を作る。徹底してこだわっています。
7月8日に、この船を前の運河に浮かべたそうです。その時のビデオも上映されていました。
その他1Fにはさわひらきのメルヘンチックなゆったりとした映像作品がありました。

2階は多くが映像作品で、私にとって、気持ちが引き付けられるものはなかったです。
実は、初めに行った時は1,2階しか見なかったんです。2回目に行った時に、3階4階にも作品があることに気付き、トイレに行く所のドアから階段を上がって行きました。

3階の小部屋には野老朝雄(美術)のトコロ柄とよばれる模様(図版)の作品が制作中でした。


さらに、狭い階段をとことこと上がっていったら、4階のかび臭い感じのする暗い倉庫の床一面にものすごい数の花が咲いていたのです。
一箇所だけ開いた倉庫の窓からは外の運河沿いの風力発電のプロペラが見えます。(写真では上手く写っていない・・・)
その開口部から差し込む光だけで浮かび上がった沢山のビニールの花。
暗い中に何本もの白い花が咲く光景は美しいのですが、誰もいない湿った空気が漂う広い倉庫の中でかえって怖い感じがして何だか引き付けられました。
(丸山純子(美術)「Landmark project 2」でNYK3Fにビニール袋を素材に花畑のインスタレーションを展開。)


その他、4階には他に3室に各一点の作品が展示されていました。
それぞれの部屋の形や雰囲気を生かして、とてもこの倉庫と作品がマッチしていて良かったです。(他の3人のアーティストさんの名前がわかりません。ごめんなさい。でも、とっても素敵な作品でした。)
バンカート、これからも定期的に訪れたいですね。





2007/07/25

時光―蔡國強(ツァイ・グオチャン) 資生堂ギャラリー


今回、初めて資生堂ギャラリーへ行ってみました。
銀座の資生堂パーラーの地下にあります。
今まで、パーラーには入ったことがありますが、ギャラリーに入るのは初めてです。
パーラーの横にある階段を下りていきます。
地下を利用した空間なので自然光は入りませんが、天井の高い、程良い大きさのギャラリーで落ち着いた空間となっています。



今回は中国福建省生まれのアーティスト蔡國強の展覧会『時光』です。
『作品紹介』
『作者紹介』
『展覧会概要』
建物横の階段を下りると、途中のスッテプから作品の一部と今回バンカートで作品を作成した時の映像や今までの作品のビデオが映されているのが見え、ヘエー、何だか面白そうだなーと期待感が高まりました。
階段をまわり下りて受付の脇を通り抜けると、目の前に壁一面の大きな作品がワーッと広がります。

ギャラリーの壁面4面に、それぞれ春夏秋冬を現した大きな作品が計4点展示されていました。
白い和紙に茶色の濃淡が焼け焦げて広がっています。
描きたい部分に火薬を置いたり、マスキングをした上に火薬を撒いたりして、それに火をつけ爆発させるそうです。茶色は焦げた跡で、和紙のところどころにこげた穴が開いていました。

薄く墨で蟹とか、からすとか文字で書いてあるのですが、爆発の後ですからそれらははっきりした形ではなく、でもそれがまた抽象画にも見える独特の雰囲気を出しています。火薬の量によるのでしょうか、茶色も濃淡が幾種類もあり、全体としてはまるで墨絵のように柔らかく静かなのですけれど、個々には爆発によって生じた激しいエネルギーを感じさせます。

また、映像のある小部屋から絵の展示してある部屋に向かって、金色の木の葉のような(舟だそうですが)形のものが螺旋を描いて部屋の中心部に降りてきています。
その小さな金の舟は一つ一つを天井から下げていて、でもそれらが大変滑らかなカーブを描いている為、まるで全てが連続しているようでした。
下界に向かって、向こうの世界から降りてきた使者のようにも見え、一つ一つに魂が乗っているようにも思えました。
私は初めて蔡國強さんを知ったわけですが、今回の作品だけでなく置いてある作品集を見て、今までの作品のダイナミックさや発想の多様さなど、(勿論、すでに有名なアーティストではあるのですが)大変興味を持ちました。こういう力を指して、天から授かったというのでしょうね。

2007/07/22

アンリ・カルティエ=ブレッソン展:東京国立近代美術館

「決定的瞬間The Decisive Moment」をとらえた写真家として知られるフランスの写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン展に行きました。1930年代から世界中を訪ね、その時代の大きな動きの中にいる人たちを撮っています。


写真の構図のうつくしさ、意図的に作成したかのような人物や動物の配置、その場面に実際に参加しているように空気を感じ、声が伝わってくるような写真が多くありました。


キャパと同じように写真界では超大物ということなので、今日も多くの人が近代美術館に来ていました。昨今の写真ブームもあるのか、中年以降の方も多かったですね。