2007/09/10

横浜の夜景&森村泰昌―美の教室

すっかり、ブログを書いていませんでした。
その間、全くギャラリーへはいってなかったわけでもないのですが、まあ夏の間はギャラリーも夏休みっぽいものが多いので、書こうという熱意がなかったかな?というか中だるみ?(^^;ゞ

8月の終わりに、ちょっとした夏休みをとりました。
遠くへ行くのも面倒なので、考えた結果、横浜へ行こうと思いつきました。
横浜という所は、東京からは電車で日帰りが出来るので、たとえば神戸なんかだったらホテルへ泊って観光するのに、同じ港町でありながらゆっくりしたことがなかったからです。
早速ホテルのレディースルーム(残りあと2室!++;)とやらを取って、2泊3日の小旅行気分で横浜へ出かけました。


あまり天気はよくなかったのですが、ホテルの部屋の大きなガラス窓からは、シーバスやクルーズ船の灯りがとてもきれいでしたよ。













翌日、ホテルのすぐ近くにある横浜美術館(みなとみらい)で森村泰昌の企画展をやっていたのでのんびり出かけて見ました
夏休みも最後の日でしたので、人出もそうは多くなくて、比較的のんびり見ることが出来ました。
来館者全員に、無料の音声ガイドが渡され、その説明を聞きながら各部屋を回るようになります。
森村泰昌は、自分自身がいろんな人物に変装して、それを写真に撮ったりしてコラージュにしたものを、清澄のシューゴアーツなどで見たことがありました。女性になるのがお好きのようでした。
お化粧したりするのって、男性にとっては興味深い経験なんでしょうね。心の奥が動かされるような・・・。

各部屋が教室ということになっていて、一時間目はフェルメール、2時間目はゴッホなどとテーマが付いていました。詳しくはここを見てくださいね。

このゴッホは森村泰昌で、帽子も実際に絵の中にある帽子の雰囲気を出すために、釘を刺して作ったのだそうです。
ベラスケスのマルガリータ王女の絵を再現するために、衣装を立体で作ってそこの顔の部分に自分の顔メイクして使い写真に撮ったり、大変さを楽しんでいるようでしたね。
まあ、最終的には、だからなんだって言うことになりますが、フェルメールのように絵を分析することで謎解きのような面白みもでてきて、2度3度と一枚の絵が楽しめるということでしょうか?

バンカートへも行きましたが、それほど興味を引くものはなかったです。

とりあえず、こんな夏休みでした。