久保田珠美・The song of a female deer―NYC

昨年、レントゲンベルケでの”たからもののじょおうさま”という企画展で、彼女は小さいフィギュアー作品を50体くらい出していました。
ギャラリーの方が、この方は絵も描いていらっしゃるんですよといって、彼女の作品集を見せてくださって、その時から彼女の絵が気になってしまいました。
今回は、NYCのチェルシーにある"ATM gallery"と、
ソーホーの”ISE gallery"の二ヶ所での同時開催という個展でした。

ATM galleryはチェルシーの27th streetにあり、写真の左側の小さめなギャラリーです。
こちらは2008年2月29日から3月29日までです。




ISEギャラリーはSOHOの555 Broadway、プリンス通りとスプリング通りの真ん中辺りにあります。
入り口のベルを鳴らすとドアーが開きます。珠美さんの企画展は入り口からも見ることが出来ますよ。
ドアー右手の大きなFemale deerが印象的です。
ISE Galleryの紹介には、
”久保田は、日常に潜む非日常的な世界を大胆かつ繊細なタッチ、鮮やかな色彩で描く日本在住の作家。
今回のテーマであるThe song of a female deer は、本来雌鹿にはない角に、身を守ったり攻撃したりする武器と同時に弱さの象徴、強くなりたいという願望の意味を込めており、deerに自分自身を投影しています。”と書いてありました。
2008年3月7日から4月19日までやっています。
