Vyner Street・ヴァイナーストリート、ロンドンの新しいギャラリー街①
遅くなりましたがヴァイナーストリートについての記事を書こうと思います。
今頃、何を??という感じですが、せっかくなので・・・。
ギャラリー数も写真も多いので3回くらいに分けて書きます。
まずは第1回として、ウィルキンソンギャラリーです。
行われていた企画等は、もうすでに過去の向こうですけれど・・・ゴメンナサイm(__)m
ロンドンにはホワイトキューブを初め、リッソンやサーペンタインギャラリー、ホワイトチャペル・・・。
大きなギャラリーが沢山ありますよね。
2007年秋、ロンドンへ行くことになり、今までとは違うギャラリーも見たいとということになり、イーストエンド、地下鉄の路線図の東の端にやっと載っている駅Bethnal Green(べスナルグリーン)で下車し、少し歩いた所にあるヴァイナーストリートを訪ねてみました。
べスナルグリーン駅の地下鉄の出口を出ると、電車の高架が通り沿いにあり、自動車の小さな修理工場や狭い中庭を持つ古い保育園などがあって、少し寂れた下町という雰囲気です。
一般の観光では殆ど訪ねることのない町並みですね。
ナーサリー(保育園)の角を右に曲がった通りがVynerStreetです。
石畳のそんなに広くない道が運河のほうへと続いていますが、両側はNYCのチェルシーのようなタクシー工場が並んでいて、道の両側にはロンドンタクシーが何台も駐車してありました。
こんな所にギャラリーがあるんだろうか?と心配になってしまいます。
工場みたいな、倉庫みたいな建物が立ち並ぶ通りを進むと、一番奥のほうにウィルキンソンの大きなギャラリーが見えてきました。
海外へ行くと、一日に多くのものを見ようとするので朝が早めなのです。でも、ギャラリーはオープン時間が遅く、この日も殆どが12時オープンで閉まっていたので、まずはFriezeにも出展していたWilkinsonGalleryへ。
外観が黒い城壁のようにそそり立ち、右手の大きな黒いドアーがエントランスです。
中はとても天井が高く、2階へ行く階段部分もとても素敵でした。
1Fでは、Batchelorの作品が展示してあります。
これはFriezeにも同時展示されていましたね。
日用雑貨をカラー別にスタンドの周囲に刺しているのですが、色と形がとてもきれいで面白いものでした。
サングラスを沢山組み合わせたボール状の作品も、サングラスが花弁のようにも見え可愛かったですね。
両方とも、とても丁寧に作られていてよかったです。
ちょうど中2階部分のガラス張りの小さな展示室には金のスパンコールの大きいようなもので出来た犬?ろば?のおどけた頭がぶる下がっていました。
外のトラック置き場と空を背景にして、金色のロバの頭がくるくると回転するのが不思議でした。
その左の部屋では、ShimabukuのFish&Chipsという映像でした。
はじめ、少し濁った水の中で魚が泳いでいるだけかと思ったのですが、よく見るとジャガイモも浮いているんです。魚とジャガイモ=Fish&Chips でした。
さて次は何処へ入ろうかと外に出ると、人が向かいの倉庫のほうへ行くのが見えました。
何があるんだろう?
続く