2007/05/12

清澄のギャラリーコンプレックス

今日は、清澄のギャラリーコンプレックスにあるYoshiiHiromiへケント・ヘンリクセンのことで行きました。2点見せてもらったのですが、今ひとつピンとこなくて、やっぱり9月の個展を待つことにしました。

ヨシイヒロミでは今日が最後という"BloodBath & Beyond”というのをやっていたのですが、なんでも一人が沢山の個室になっているところを抜けていって、パフォーマーがそれぞれの個室にいるというもののため、全員予約制で今日はすでに予約で満員、今日で最後ということでしたので、見ることが出来いませんでした。ちょっと、怖いそうです。
参考のために、ヨシイヒロミのサイトからの写真です。
クリスチャン・ホルスタッド、ライアン・シェーファー、クロウド・ワンプラー|BloodBath & Beyond



その他のギャラリーでは、6Fの小山登美夫ギャラリーは、Diego Singhというアルゼンチンの作家の、インディレクトマン。黒を基調にした絵と立体で、自画像的なものでした。稲妻が走っているようなとか、反射した感じのものなどダイナミックな作品でした。まあ、それなりだと感じました。
RFの小山登美夫はいつものように、淡いフアフアした色調の絵が並んでいました。いまいちですね。
杉戸洋、空への近道。

SHUGOARTSは写真家中平卓馬という方の”なぜ、他ならぬ横浜図鑑か!!”という写真展で、1938年生まれ。写真はかなりはっきりとした色調の、お互いに関連のないように見える2枚組みで構成されていました。経験豊富な写真家のしっかりした写真だと思いました。帰り際にコンプレックスの入り口で本人とすれ違いました。小柄なご老人でしたが、ジーンズのジャケットに赤い帽子をかぶられていました。

最後に、一番興味を持った作者について書きます。
Taka Ishii Gallery で展示されていたロスアンジェルスのAmy Adlerの”Player's History"です。
白いフレームに正方形に囲まれた白キャンバスを使って、モノクロのパステルで写真風に、でもパステルの荒さを生かして、8人のチェスをやっている子供の表情を描いています。
タカイシイのギャラリーは結構広めで、そこが白一色なので、とてもシンプルで、真剣な顔つきでチェスに向かう8人の子供の表情が見ているうちにだんだんと心に伝わって、緊張感がありました。
綺麗な作品です。
残念なことに、今日で終わりです。


その後、代々木上原にあるラムフロムというアートショップ兼ギャラリーで、先日お見せした山本さんが作品を出しているというので、行って見ました。
レリーフ3-4点と立体、ドローイングなどがありました。
立体はレントゲンベルケでの作品とはやや違いが出てきていて、ラフな感じで無造作感を出しているようでした。横長のドローイングを一枚手に入れました。

面白かったのは、ギャラリーに入って数分たった時、後ろで声がして振り返ると、偶然山本さんが入ってきたんですね。びっくりしました。状況を見に立ち寄ったのですって。
本当に予期していなくて、”やー、どーもー。先日はお世話様でした~”と挨拶して、でもまた会えて嬉しかったです。
実は、ここへくる途中に、コーヒーが飲みたくて、スタバを探して原宿裏を車でうろうろして、結局駐車場が満員でスタバに入れず、そんなこんなでその時間にラムフロムについてしまったわけなんです。
スタバに入れなかったのは、全てが上手くいかなかったからで、でも、上手くいっていたらスタバでゆっくりお茶していたから、山本さんには会えなかった訳で・・・
今日は山本さんにラムフロムで会うことに決まっていたんですね、きっと・・・

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