ワタリウム美術館のブルーノ・タウト展
5月27日まで開催中ですが、水曜日は夜9時までなので今日行ってきました。
ブルーノ・タウトはドイツの建築家ですが、日本に滞在し桂離宮を世界に広めたことで有名ですね。
私もタウトについてあまり詳しくは知りませんでした。
展示は、タウトの作った建築の写真(集合住宅やガラスの建築)、コンセプトとしてのアルプス建築のデッサン、それにタウトの絵手紙や日記が紹介されていました。
また、4階ではタウトのデザインした椅子や小物、そして日向亭の一部が再現され展示されていました。
詳しくはここを見てくださいね。 http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html
タウトに興味のある方や建築をやっている方などにとっては興味あるものかもしれませんが、私にとってはあまり気になるものではありませんでした。
ヘエー、こんなことやった人なのか、随分几帳面な日記を書く人なんだなー、などと感じた程度でした。
しかしアルプス建築のデッサンや星の系の説明部分を読むと、彼の精神世界、ユートピアについての概念などが垣間見えてきます。やはりこれだけの仕事をしてきた方は、西洋の精神世界に流れている人間を越える何かを感じている、そこに興味を感じました。
夜もやっている曜日のため、7時過ぎでしたけれどわりと多くの方が見えていました。
ワタリウムは美術館では有りますが、建物はもともと渡さんの個人の所有(と思います)で、上階の部分には住まいがあるようです。
時々、館長さんのお孫さんなどを見かけることがありますが、今日は4階で作品を見ていたら、展示室の裏にある部屋から子供さんの騒いでいる声がずっと聞こえていました。
これは入場料を支払い作品を見ている方達に対して失礼ではないかと思いましたね。
せっかくのいい美術館なのですから、見る環境もしっかり作っていって欲しいです。
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