2007/05/18

横尾忠則のサイト


オオクボさんから教えてもらって、横尾忠則のサイトへ行ってみました。
http://www.tadanoriyokoo.com/vision/index.htm
YOKOO'S VISION というコーナーがあって、思ったことを自由に書いている日記があります。

そこに、こんな文がありました。

”「運命」という言葉を岩波辞典で引いたら「運命はすでに前世で約束されている」と書いてあった。
ぼくは昔からいつもそんな気がしていた。
過去の自分、今の自分の歩み方(行為)を見ていると見えない路線の上を迷うことなく走っている自分に気づいていた。努力する、しないもその時の想いに従っているような気がする。
だったら何もあれこれ考えたり、いじくり回したりしないで、「今」を遊ぶのが一番いい。
芸術はどうもこの辺のことを他の何者より一番よく識っているようだ。 ”

運命がどういうものを指すのかは判らないけど、”結局、初めからそうなるようになっていた”と思うことが今までも結構あって、だから最近は自分に素直でさえあれば、楽しく流されてゆくのが一番いいみたい・・・と感じていました。
だから、読んで”そうそう、やっぱりそうなのよね~”と嬉しくなってしまいました。

また、こうも書いています。
”「お仕事」と名のつくものがだんだん嫌になってきていることは確かだ。「お仕事」をどう「お遊び」にするかによってかろうじて生活するのがいい”

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
全ての”お仕事”を、どうやって”お遊び”にしてゆくか、そこが大切なポイントだとまたまた、共感したのでした。

横尾忠則は、昨年パリのカルチェ美術館http://www.tadanoriyokoo.com/photograph/index.htmで個展をやって、そこで画集にY字路の絵が多くありました。
暗夜航路という表題のいくつかの作品で http://www.tadanoriyokoo.com/shop/index.htm
 のOnline ShopのPrintの中にあって、拡大してみることが出来ます。
怖いような、暗いY字路の出発点に立ちすくんだ視点で書かれているもので、とっても気持ちをひきつけるものでした。
”「東京人」で東京23区のY字路を写真で撮る連載を開始”とも書いてあって、でも面白いY字路が東京にはなくなってきてしまってがっかりしたとも書いてありました。
 

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