2007/05/29

今日、私が気になったもの、2つ

毎日の日の光で、私のベランダのサフィニアが困ってしまうほど咲き誇っています。
地植えでもないのによくこんなに張り出すものだなーと思わず写真を撮りました。
きれいに咲いてくれてありがとう!









遅めのお仕事の帰り道、表参道のルイヴィトンのショーウィンドウが目に付きました。
ここのショーウィンドウは、いつも面白いライテイングからなっています。
以前は大きなトパーズのような丸い黄金色のライトでしたが、今回は色とりどりの何本もの蛍光灯(?)が縦に並べてありました。
暗くなった表参道で、一際目立っていました。

2007/05/26

ものすごく気の早い話ですが・・・ロンドンアートフェアー

ギャラリーの女性に、ロンドンアートフェアーの事を聞いたので、早速調べてみました。
秋にあるアートフェァーと冬のもあるよいうです。
秋のフェァーになんとしても行きたいです!!

フリーズアートフェァー:
http://www.shift.jp.org/ja/archives/2006/11/post_992.html
ズーアートフェァー:
http://www.shift.jp.org/ja/archives/2005/11/_zoo.html
冬のアートフェァー:
http://www.londonartfair.co.uk/page.cfm/Link=1/t=m
これ、面白そうなサイトではないですか?
http://www.anewcityguide.com/london

季節感出ましたね

ブログ画面、ミィディアムグリーン色調で季節感が出たと同時にすっきりしましたね。カウンターも付いたし、少しづつ訪問者が増えたらいいですね。「気になること」にとどまらず、個性的な、特徴のあることも載せていきたいですね。

2007/05/24

Y字路のパクリ・・・

谷中で、Y字路、撮ってみました。
確かに、Y字路って、人生の分かれ道みたいで、不安感を掻き立てますね。
右に行くか、左に進むか、、、、、、



谷中のSCAI ザ・バスハウスへ行く途中の道です。
古いお風呂屋さんだった建物がギャラリーになっています。
http://www.scaithebathhouse.com/
今回の企画は、好みではありませんでした。
ロンドンの有名キュレーターに認められたとか・・・あまり関係ないな。


今、興味持っている作家がいます。
昨日、レントゲンベルケで見つけました。
http://www.roentgenwerke.com/04galleryartists/04kubota.html
久保田珠美さんです。
これは小さな立体(人形みたいなの)ですが、ここには出ていないけど絵がいいなーと思っています。
こんな感じです。

彫刻VS自転車


街角で見た光景です。 商店街も綺麗に維持され、ところどころに彫刻なども置かれたとっても人気の場所。でもこんな光景が、少しがっかりと同時に、少しユーモアも感じました。彫刻がどんなテーマで誰の作品かもわからないけど、自転車に挟まれ窮屈な感じが作品に表れていて、苦笑いしてしまいました。自転車の持ち主が来て、一台一台減っていき、すっきりした夜、「やれやれ」と言って彫刻の表情も変わるような気もして。人が集まり生きている街にはこんな光景もあっていいと思いませんか。人気の無い街角で誰からも関心を払われないようなところにも、アートと言って作品を設置しておしまい、そんなさびしい光景に比べたら。この街角一体どこでしょうか?答え待ってます。
ただ、作品の顔が自転車で傷付いていたのはとても残念でした。

2007/05/23

表紙を明るくしました!!

クラシックな雰囲気のテンプレート使っていたんですが、ちょっと重い感じがするので表紙を変えました。
気楽に何でも書き込んでくださいね。

今度の日曜日、横浜市開港記念会館(港みらい線日本大通り駅1分)で、ヤギさんの演奏会あります。13:00からです。よかったら聞きに来てください。
私も行きます。希望の方は私にメールくださいね。
ちなみに、お琴の演奏です。
男性奏者は珍しいですよね。楽しみです。

2007/05/22

気になるイメージ

こんばんは。 初めて投稿します。 
気になっているイメージにトンネルがあり、時々そのイメージがはっきりとする時があります。そんな時身近にある紙とペンで描き始めてみます。
トンネルって入り口があって出口がある。この絵は既にトンネルの中を走っていてその先に見えてない出口がある、そんなイメージです。


二人の人、どちらが自分かは判然としないのですが、どうも日常の気持ちの状態を表しているようで、少し落ち着かない気もしています。
人によってのトンネルのイメージは、おそらく何か気になるものを含んだものかもしれません。
少し暗いテーマで失礼しました。

ところで渋沢龍彦展は私も見ました。
かってダークサイドだったものが今は静かに受け入れられている。
美術館の白い壁に整然と並べられた渋沢龍彦が関わり、紹介したりした作家や作品はみんな毒気が消え、程よくなじんでいて、とても面白い感じでした。
かっての前衛は普通のものとなり、それなら、今の前衛って?と思わせてくれる企画展でした。でも好きな世界だったのでとっても嬉しかったのですが。 

2007/05/19

澁澤龍彦 幻想美術館

埼玉県立近代美術館で明日まで、澁澤龍彦幻想美術館を開催しているというので、上野から高崎線に乗って北浦和まで行ってきました。

私自身は澁澤龍彦なんて、ほんの数年前まで殆ど聞いたことすらない状態で、正直なところ知っておくことも大切と思ったわけです。
澁澤龍彦はマルキド・サドの翻訳・紹介者として、そして60年代の三島由紀夫、土方巽、唐十郎、その他文学・演劇・美術界を巻き込んだ流れの中心にいた人です。
また、国内・海外のアート、それも自分の好みと美意識にかなったものだけを紹介し、それまでの美術の見方を大きく変えた批評家だったそうです。
つまりは、色々な性的傾向や心の影の部分を表現した作品を日本に紹介し本を書き、またそういう表現をするアーティスト達を認めて応援していったということでしょうか?

展示は時代順に7つのパートの分かれていて、少年期からサドをへて、60年代、マニエリスム、シュールレアリズム、日本のエロス、その後旅行時代から晩年まで、その時代に関連する作家の作品で構成されていました。
ベルメール、ダリ、スワーンベリ、デルボー、武井武雄、中村宏、横尾忠則、池田満寿夫、金子国義、島谷晃、四谷シモン、など等・・・・が面白いと思った作家でしたが、あまりに沢山あって忘れてしまいました。

ポール・デルヴォー・・・結構大きな作品で、不思議な絵でした。












亡くなった後に、四谷シモンが作成した-天使-は吸い込まれそうに綺麗でしたね。


公的な美術館のせいでしょうか、展示してある作品はかなり選んでいて穏やかだと思いました。
澁澤龍彦の世界はもっと激しい、またはドロドロした部分があるはずですよね。http://homepage2.nifty.com/weird~/doraconia.htm

50歳頃から色々な所へ旅行をするようになって、植物や自然の物に興味を持っていったということで、その時代の展示は植物画とか日本画だったりして・・・第7章は”ひそやかな晩年”と名つけられていました。
58歳、咽頭癌で亡くなられたそうです。
学生時代から個性的な人々の中で個性的にエネルギッシュに活動を続け、いろんな経験を経てきた渋澤さんに、晩年の心境、聞いてみたいなーと思いました。

2007/05/18

横尾忠則のサイト


オオクボさんから教えてもらって、横尾忠則のサイトへ行ってみました。
http://www.tadanoriyokoo.com/vision/index.htm
YOKOO'S VISION というコーナーがあって、思ったことを自由に書いている日記があります。

そこに、こんな文がありました。

”「運命」という言葉を岩波辞典で引いたら「運命はすでに前世で約束されている」と書いてあった。
ぼくは昔からいつもそんな気がしていた。
過去の自分、今の自分の歩み方(行為)を見ていると見えない路線の上を迷うことなく走っている自分に気づいていた。努力する、しないもその時の想いに従っているような気がする。
だったら何もあれこれ考えたり、いじくり回したりしないで、「今」を遊ぶのが一番いい。
芸術はどうもこの辺のことを他の何者より一番よく識っているようだ。 ”

運命がどういうものを指すのかは判らないけど、”結局、初めからそうなるようになっていた”と思うことが今までも結構あって、だから最近は自分に素直でさえあれば、楽しく流されてゆくのが一番いいみたい・・・と感じていました。
だから、読んで”そうそう、やっぱりそうなのよね~”と嬉しくなってしまいました。

また、こうも書いています。
”「お仕事」と名のつくものがだんだん嫌になってきていることは確かだ。「お仕事」をどう「お遊び」にするかによってかろうじて生活するのがいい”

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
全ての”お仕事”を、どうやって”お遊び”にしてゆくか、そこが大切なポイントだとまたまた、共感したのでした。

横尾忠則は、昨年パリのカルチェ美術館http://www.tadanoriyokoo.com/photograph/index.htmで個展をやって、そこで画集にY字路の絵が多くありました。
暗夜航路という表題のいくつかの作品で http://www.tadanoriyokoo.com/shop/index.htm
 のOnline ShopのPrintの中にあって、拡大してみることが出来ます。
怖いような、暗いY字路の出発点に立ちすくんだ視点で書かれているもので、とっても気持ちをひきつけるものでした。
”「東京人」で東京23区のY字路を写真で撮る連載を開始”とも書いてあって、でも面白いY字路が東京にはなくなってきてしまってがっかりしたとも書いてありました。
 

2007/05/17

ワタリウム美術館のブルーノ・タウト展

5月27日まで開催中ですが、水曜日は夜9時までなので今日行ってきました。
ブルーノ・タウトはドイツの建築家ですが、日本に滞在し桂離宮を世界に広めたことで有名ですね。
私もタウトについてあまり詳しくは知りませんでした。
展示は、タウトの作った建築の写真(集合住宅やガラスの建築)、コンセプトとしてのアルプス建築のデッサン、それにタウトの絵手紙や日記が紹介されていました。
また、4階ではタウトのデザインした椅子や小物、そして日向亭の一部が再現され展示されていました。
詳しくはここを見てくださいね。 http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html




タウトに興味のある方や建築をやっている方などにとっては興味あるものかもしれませんが、私にとってはあまり気になるものではありませんでした。
ヘエー、こんなことやった人なのか、随分几帳面な日記を書く人なんだなー、などと感じた程度でした。
しかしアルプス建築のデッサンや星の系の説明部分を読むと、彼の精神世界、ユートピアについての概念などが垣間見えてきます。やはりこれだけの仕事をしてきた方は、西洋の精神世界に流れている人間を越える何かを感じている、そこに興味を感じました。

夜もやっている曜日のため、7時過ぎでしたけれどわりと多くの方が見えていました。
ワタリウムは美術館では有りますが、建物はもともと渡さんの個人の所有(と思います)で、上階の部分には住まいがあるようです。
時々、館長さんのお孫さんなどを見かけることがありますが、今日は4階で作品を見ていたら、展示室の裏にある部屋から子供さんの騒いでいる声がずっと聞こえていました。
これは入場料を支払い作品を見ている方達に対して失礼ではないかと思いましたね。
せっかくのいい美術館なのですから、見る環境もしっかり作っていって欲しいです。

2007/05/12

清澄のギャラリーコンプレックス

今日は、清澄のギャラリーコンプレックスにあるYoshiiHiromiへケント・ヘンリクセンのことで行きました。2点見せてもらったのですが、今ひとつピンとこなくて、やっぱり9月の個展を待つことにしました。

ヨシイヒロミでは今日が最後という"BloodBath & Beyond”というのをやっていたのですが、なんでも一人が沢山の個室になっているところを抜けていって、パフォーマーがそれぞれの個室にいるというもののため、全員予約制で今日はすでに予約で満員、今日で最後ということでしたので、見ることが出来いませんでした。ちょっと、怖いそうです。
参考のために、ヨシイヒロミのサイトからの写真です。
クリスチャン・ホルスタッド、ライアン・シェーファー、クロウド・ワンプラー|BloodBath & Beyond



その他のギャラリーでは、6Fの小山登美夫ギャラリーは、Diego Singhというアルゼンチンの作家の、インディレクトマン。黒を基調にした絵と立体で、自画像的なものでした。稲妻が走っているようなとか、反射した感じのものなどダイナミックな作品でした。まあ、それなりだと感じました。
RFの小山登美夫はいつものように、淡いフアフアした色調の絵が並んでいました。いまいちですね。
杉戸洋、空への近道。

SHUGOARTSは写真家中平卓馬という方の”なぜ、他ならぬ横浜図鑑か!!”という写真展で、1938年生まれ。写真はかなりはっきりとした色調の、お互いに関連のないように見える2枚組みで構成されていました。経験豊富な写真家のしっかりした写真だと思いました。帰り際にコンプレックスの入り口で本人とすれ違いました。小柄なご老人でしたが、ジーンズのジャケットに赤い帽子をかぶられていました。

最後に、一番興味を持った作者について書きます。
Taka Ishii Gallery で展示されていたロスアンジェルスのAmy Adlerの”Player's History"です。
白いフレームに正方形に囲まれた白キャンバスを使って、モノクロのパステルで写真風に、でもパステルの荒さを生かして、8人のチェスをやっている子供の表情を描いています。
タカイシイのギャラリーは結構広めで、そこが白一色なので、とてもシンプルで、真剣な顔つきでチェスに向かう8人の子供の表情が見ているうちにだんだんと心に伝わって、緊張感がありました。
綺麗な作品です。
残念なことに、今日で終わりです。


その後、代々木上原にあるラムフロムというアートショップ兼ギャラリーで、先日お見せした山本さんが作品を出しているというので、行って見ました。
レリーフ3-4点と立体、ドローイングなどがありました。
立体はレントゲンベルケでの作品とはやや違いが出てきていて、ラフな感じで無造作感を出しているようでした。横長のドローイングを一枚手に入れました。

面白かったのは、ギャラリーに入って数分たった時、後ろで声がして振り返ると、偶然山本さんが入ってきたんですね。びっくりしました。状況を見に立ち寄ったのですって。
本当に予期していなくて、”やー、どーもー。先日はお世話様でした~”と挨拶して、でもまた会えて嬉しかったです。
実は、ここへくる途中に、コーヒーが飲みたくて、スタバを探して原宿裏を車でうろうろして、結局駐車場が満員でスタバに入れず、そんなこんなでその時間にラムフロムについてしまったわけなんです。
スタバに入れなかったのは、全てが上手くいかなかったからで、でも、上手くいっていたらスタバでゆっくりお茶していたから、山本さんには会えなかった訳で・・・
今日は山本さんにラムフロムで会うことに決まっていたんですね、きっと・・・

sassaさんからの投稿です。

サッサさんからミクシーメッセージ:ここのブログの上手く投稿できないとのコトで、送られてきたメッセージを代わりに書き込みますね。

漣さん・オオクボさんに影響を受け、10日の休日、メトロの一日乗車券を購入し、アートな一日を過ごしました!

まず、新国立美術館でMONETと国展を見ました。
MONETは修学旅行生や団体客などでメトロポリタン美術館やMOMAよりも混雑していて、人に酔いそうになりました。「日傘の女性」や「睡蓮」といった作品に人が集中していたのですが、「石炭の積み下ろし」といったあんまり人の見ていない作品のほうに惹かれました・・。国展は、いろいろな作品があって面白かったのですが、全体的にきれいにまとまっている感じです。
背中がゾクーっとするような作品は、、と、いよいよ外に飛び出しました。

溜池山王で花澤武夫さんの作品を見ました。花澤さんの作品は好きです。ハイ。
銀座や中目黒を巡り、だんだんと自分の好きなタイプが分かってきた気がしました。
これからも、自分の好きな作品に会うため、巡りまくります!!

http://monet2007.jp/


サッサさんへ:
たくさんギャラリーを回りましたね~(^-^)
中目黒は私は行ったことがありません。
良かったですか?

私は今日は、またまた清澄へ行きました。
次のブログに書き込みます。

アカウント、お願いします。m(._.)m

2007/05/08

Kent Henricksen

昨年、ヨシイ・ヒロミで個展をした、アメリカのアーティストです。

ギャラリーの壁までもが、作者の作品の壁紙でした。
草むらの中から、三角頭巾をかぶった人が頭だけ出してキョロキョロしている。

フーン、ホーッ、とまずは全ての作品を一回り。
ウーン、フフッともう一回り。

立体、平面、ドローイング。
昔風の壁紙のような、またはゴブラン織りにあるようなクラシックな図柄の一部に刺繍が。
全て刺繍というものもありました。

子供の遊びのような、でも皆、黒い頭巾や白い三角頭巾をすっぽり頭にかぶり
目だけがクリクリしている。
首に紐がつないであり、その端をもう一人の人が握っていて。

中世のゴブラン織りの女性の頭にも紐のついた黒い袋がかぶされて眼だけが覗く。

拘束されてる、従属してる。

穏やかで優雅な、またはあどけない楽しそうな、はずなんだけど、頭巾をかぶる人たちは秘密めいて怪しい。

胸の後ろで、なにかがザワッとしませんでしたか?

気にいっています。

http://www.galleriaglance.com/kent_henricksen/Kent_Henricksen.htm
http://www.johnconnellypresents.com/henricksen.htm

2007/05/07

連休が終わりました。

五月晴れが続いたゴールデンウィークも、雨の日曜日で終了しました。

と同時に、初めての企画展も終了しました。

よちよち歩きの子供みたいだと感じました。

でも、周りからたくさんの知恵を借りて、少しづつ何かに向かって成長したらいいなーと思います。

沢山ではないけれど、友人・知人たちと、今までにはない環境でゆっくり話す時間が持てて、とても素敵なゴールデンウィークでした。


皆さん、ありがとうございました。

2007/05/05

第1回 イベント


というわけで、現在第1回企画展をオープン中。

明日までですが・・・・

オープン中なのに、なぜブログを書いてる暇があるのか?

なぜなら、開店休業みたいに暇だからです。

とっても、面白い作品があるんですよ。


ポスターを載せてみました。

新しいブログのスタート 祝!  

どんな仲間が集うか楽しみですね 改めてヨロシクです